お待ちどうさまでした。

お待ちどうさまでした。
やっと続きが書ける状態になりました。
今回の“伊達直人”旋風についての私の本心を
一日も早くお知らせしたいと思いながら、
今日になってしまって申し訳なく思っています。
まず、全国四十七都道府県から善意の送り物(贈り物)を
届けて下さった五百人以上にも及ぶ匿名の“伊達直人”さん、
それ以外の匿名さん達(勿論“矢吹丈”さんにも)に、
心からありがとうと御礼を言いたいです。

最近の日本の様子を悲しく感じていたにも拘わらず、
私は何も動こうとはしませんでした。
いいえ動く必要を感じてはいましたが、
私一人の微力をどう使えば・・・
その術を思い付けずにいたのです。
最近の日本への嘆きとは!
明日の日本を託す若者の姿が、あまりにも自分勝手で
他人の事を考えず、大志や夢を持たずに快楽だけを追い、
善悪の判断よりも損得の利益を優先させ、
目上の者を敬わず特に年寄りを大事にしない。
そして何よりも、こんなに幸わせな状況に生きていながら
幸せを意識していないetc・・・
年寄りが若者に抱く不満は、何時の時代も同じ事の繰り返しで、
自分が若かった頃の至らなさを、それこそ他人事のように
忘れてしまっているのです。
私とて、忘れてしまってはいないものの、
僅かに残っている自身の善行(と改めて言うのはおこがましいのですが)を
せめて子供達がつないでいって欲しいと望んでいて、
そんな感情が時々には悲しさや嘆きを生んでしまうのでした。
それは、先祖への感謝の心と神への畏敬の念が希薄だということで、
全ての考え方の根本がここにあると私が思っているからにほかありません。
日本人が持っていた美徳というものが失われているような気がしていたのです。
そんな時にテレビから聞こえて来た“伊達直人”の名、
やがて日本中に広がっていった善意の連鎖!
みなさん、この一連のニュースを私がどんな気持ちで耳にしていたか分かりますか?
みなさんに問う前に、改めてじっくりと、
私自身の心を探りたいと思います。
正直であることを信条に!